西洋美術史１

1年

2019年度前期

2.00単位

J-RE-116L/A-SF-106L

西嶋　亜美

単独

教員の免許状取得のための必修科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目（中学校及び高等学校　美術）
施行規則に定める科目区分又は事項等・・・美術理論及び美術史（鑑賞並びに日本の伝統美術及びアジアの表現を含む）

西洋美術史Ⅱ

古代から17世紀までの西洋美術史の基本的な流れを把握し、重要とされている作家と作品についての知識を得ることが第一の目標です。その過程で、作品を丁寧に観察し、その特徴を言葉でひとに伝えることの出来る「観る技術」の基礎を身につけましょう。

西洋美術史Ⅰでは、古代から17世紀に至る西洋美術の通史を、主な作家と作品を通して概観し、基本的な知識を得ることを目的とします。
講義では、古今の多くの作例の図版をプロジェクターで投影しつつ造形的特徴、表現内容、社会的背景などに説明を加えるとともに、授業中・授業外の課題を通じて主体的に「観る」ための作業に取り組んでもらいます。中でも、重要な作家の特色や、頻繁に登場する主題物語の表現に注目することで、西洋美術を楽しむ素地を獲得することができるはずです。
本講義は半年の講義ですが、後期の「西洋美術史Ⅱ」も続けて履修すると、教育効果も高く、より楽しめます。

第　１回　オリエンテーション
第　２回　古代ギリシャ美術
第　３回　古代ローマ美術
第　４回　中世の美術(1)
第　５回　中世の美術(2)
第　６回　初期ルネサンス(1)
第　７回　初期ルネサンス(2)
第　８回　盛期ルネサンス(1)
第　９回　盛期ルネサンス(2)
第１０回　北方ルネサンス(1)
第１１回　北方ルネサンス(2)
第１２回　イタリアのマニエリスム
第１３回　その他の地域のマニエリスム
第１４回　17世紀の美術(1)
第１５回　17世紀の美術(2) 　
第１６回　17世紀の美術(3)

プリントを配布します。

授業中に適宜指示します。

授業参加度（20％）、授業中・授業外の課題（40％）、筆記試験（40％）

授業以外にも図書館の本等を利用して多くの図版を参照してください。また、近隣の展覧会等に足を運んで、可能な限り実際の作品を見てください。

×