![]() 教員名 : 藤沢 毅
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授業科目名
近世文学専門演習b
開講年次
2年
開講年度学期
2019年度後期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
J-SG-315S
担当教員名
藤沢 毅
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
近世文学専門演習a
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
当時の読者の視点に立って読むこと。このために何が必要なのかを考え、その解決方法に少なくともアプローチできること。調査・考察したことをわかりやすく論理的に発表できること。そして、最終的には各自、文学作品としての評価ができること。
【授業の概要】
「近世文学専門演習a」に引き続き、西鶴作の浮世草子『武家義理物語』を読んでいく。「近世文学専門演習a」での読みを踏まえ、より深く読むことが要求される。テキスト全体を見渡した上での考察、分析が必要になる。発表方法については「近世文学専門演習a」のものを踏襲しながら、さらに発表者の興味に応じた付加的な要素を交えていく。
【授業計画と授業の方法】
第 1回 授業の概要紹介。受講者確認。扱う作品についての説明。発表(資料の作成・解説)の仕方確認。
第 2回 『武家義理物語』の先行研究の紹介。「近世文学専門演習a」で採りあげられた問題点の再確認。 第 3回 『武家義理物語』講読(1) 受講者Aによる発表。質疑応答。 第 4回 『武家義理物語』講読(2) 受講者Aによる補足発表。受講者Bによる発表。質疑応答。 第 5回 『武家義理物語』講読(3) 受講者Bによる補足発表。受講者Cによる発表。質疑応答。 第 6回 『武家義理物語』講読(4) 受講者Cによる補足発表。受講者Dによる発表。質疑応答。 第 7回 『武家義理物語』講読(5) 受講者Dによる補足発表。受講者Eによる発表。質疑応答。 第 8回 『武家義理物語』講読(6) 受講者Eによる補足発表。受講者Fによる発表。質疑応答。 第 9回 『武家義理物語』講読(7) 受講者Fによる補足発表。受講者Gによる発表。質疑応答。 第10回 『武家義理物語』講読(8) 受講者Gによる補足発表。受講者Hによる発表。質疑応答。 第11回 『武家義理物語』講読(9) 受講者Hによる補足発表。受講者I による発表。質疑応答。 第12回 『武家義理物語』講読(10) 受講者Iによる補足発表。受講者J による発表。質疑応答。 第13回 『武家義理物語』講読(11) 受講者Jによる補足発表。受講者Kによる発表。質疑応答。 第14回 『武家義理物語』講読(12) 受講者Kによる補足発表。受講者Lによる発表。質疑応答。 第15回 『武家義理物語』講読(13) 受講者Lによる補足発表。質疑応答。 まとめ…発表をふまえ、 『武家義理物語』の特質・評価を考える。 テキスト・参考書
講義時に指示する。
授業時間外の学修
講義時に指示する。
成績評価の方法と基準
発表内容(75%)。授業中の発言内容(20%)。レポート(5%)。
備 考
担当の箇所だけを読むのではなく、テキスト全体に心を配ること。考察の際には、細部にまで拘って進めること。できれば、考察することを楽しんでほしい。なお、他の受講者とは違う、独自の「切り口」を見出した上で考察・分析の作業に当たることが望ましい。
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容
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