![]() 教員名 : 藤沢 毅
|
授業科目名
近世文学専門演習a
開講年次
2年
開講年度学期
2019年度前期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
J-SG-314S
担当教員名
藤沢 毅
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
日本文学史4(近世)
次に履修が望まれる科目
近世文学専門演習b
【授業の目的と到達目標】
テキストを読み、何が問題なのか、それを考察するためにはどのような資料が必要なのか、などを把握し、実際に考察ができること。考察結果をわかりやすく発表すること。また、他者の発表を聞き、的確な質問をすることができること。
【授業の概要】
貞享5(1688)年に出版された西鶴作の浮世草子『武家義理物語』の講読を通じ、作品成立当時の読者の視点でテキストを読むことの練習、工具書を用いて「調べる」ことの練習、先行研究を調べ、これまでの論説を整理する練習、調査・考察したことを他者に対してわかりやすく発表することの練習を行う。担当者以外の受講者も前もって本文を読み、質問や意見を述べる。質疑応答を通じ、より読みを深めていけるようにする。
【授業計画と授業の方法】
第 1回 授業の概要紹介。受講者確認。扱う作品についての説明。発表(資料の作成・解説)の仕方確認。
第 2回 『武家義理物語』について 第 3回 『武家義理物語』講読例 第 4回 『武家義理物語』講読。受講者Aによる発表。質疑応答。 第 5回 受講者Aによる補足発表。受講者Bによる発表。質疑応答。 第 6回 受講者Bによる補足発表。受講者Cによる発表。質疑応答。 第 7回 受講者Cによる補足発表。受講者Dによる発表。質疑応答。 第 8回 受講者Dによる補足発表。受講者Eによる発表。質疑応答。 第 9回 受講者Eによる補足発表。受講者Fによる発表。質疑応答。 第10回 受講者Fによる補足発表。受講者Gによる発表。質疑応答。 第11回 受講者Gによる補足発表。受講者Hによる発表。質疑応答。 第12回 受講者Hによる補足発表。受講者Iによる発表。質疑応答。 第13回 受講者I による補足発表。受講者Jによる発表。質疑応答。 第14回 受講者Jによる補足発表。受講者Kによる発表。質疑応答。 第15回 受講者Lによる補足発表。質疑応答 まとめ…発表をふまえ、ここまで読んだ『武家義理物語』の特質・評価を考える。 テキスト・参考書
講義時に指示する。
授業時間外の学修
講義時に指示する。
成績評価の方法と基準
発表(解説)内容(75%)。授業中の発言内容(20%)。レポート(5%)。
備 考
担当する話だけでなく、テキスト全体に目を配ること。さらに、授業で扱うテキストだけでなく、他のテキスト(仮名草子や浮世草子など)を多く読むことが必要であろう。
担当教員の実務経験の有無
×
実務経験の具体的内容
|