シラバス情報

授業科目名
日本語学講義1(古典語)
開講年次
2年
開講年度学期
2019年度後期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
J-JLG-211L
担当教員名
藤本 真理子
担当形態
単独
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための選択科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(中学校・高等学校 国語)
施行規則に定める科目区分又は事項等・・・国語学(音声言語及び文章表現に関するものを含む。)
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
 動詞研究の主要トピックから,日本語の歴史的変化への関心を持ち,動詞の研究の視点を理解する。また,関連する言語表現や文法も含め,自ら考える力を身につける。
【授業の概要】
 日本語文法のトピックのひとつである,動詞に関連する様々な事象について通時的に扱う。
動詞の歴史を通して,分類方法や文法事象などの問題などを取りあげ,古典から現代までの副詞の様相を知る。 
【授業計画と授業の方法】
第 1回 古典語への導入
第 2回 日本語の品詞論とは—古典語資料の紹介—
第 3回 日本語の品詞論とは—研究の観点・用語の整理—
第 4回 動詞について—活用—
第 5回 動詞について—自他ほか—
第 6回 動詞の研究史(1)—金田一の四分類—
第 7回 動詞の研究史(2)—動詞の分類—
第 8回 動詞の研究史(3)—補助動詞—
第 9回 動詞の分析(1)—類義語—
第10回 動詞の分析(2)—反義語—
第11回 動詞の分析(3)—現代語・諸外国語も視野に入れて—
第12回 動詞の歴史的変化(1)—カス・メク—
第13回 動詞の歴史的変化(2)—コロケーション・慣用表現—
第14回 動詞の歴史的変化(3)—方言資料紹介・古典語実例から—
第15回 まとめ
テキスト・参考書
プリントを配布する。
授業時間外の学修
随時,紹介する。
成績評価の方法と基準
毎回のコメントカードおよび期末の筆記試験の結果により判定する。
備  考
適宜指示する。
担当教員の実務経験の有無
×
実務経験の具体的内容