シラバス情報

授業科目名
日本文学講義4(近現代)
開講年次
3年
開講年度学期
2019年度後期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
J-JLT-334L
担当教員名
原 卓史
担当形態
単独
【科目の位置付け】
日本近現代文学研究の実践的な読解方法を学ぶ。
この授業の基礎となる科目
日本文学講読
次に履修が望まれる科目
卒業論文執筆
【授業の目的と到達目標】
織田作之助の文学の精読を行う。文学理論の援用、時代背景の調査、文学史的な位置づけなど、多角的に検討して作品の射程を測定していく。
【授業の概要】
  〈無頼派〉〈新戯作派〉の作家として知られる織田作之助の文学を学ぶ。
【授業計画と授業の方法】
第 1回 ガイダンス 授業方針の説明
第 2回 「夫婦善哉」
第 3回 「続 夫婦善哉」
第 4回 「雪の夜」
第 5回 「放浪」
第 6回 「湯の町」
第 7回 「雨」
第 8回 「俗臭」
第 9回 「子守唄」
第10回 「黒い顔」
第11回 「聴雨」
第12回 「勝負師」
第13回 「姉妹」
第14回 「木の都」
第15回 「蛍」&まとめ
テキスト・参考書
織田作之助『夫婦善哉 正続』(岩波書店〔岩波文庫〕 二〇一三年七月)
授業時間外の学修
適宜紹介する。
成績評価の方法と基準
リアクションペーパー(=70%)、期末レポート(=30%)
備  考
【予習】作品を事前に読んでください。
【復習】授業で話したことを踏まえながら、改めて作品を読み返してください。
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容
2015年度から、この科目を担当している。