シラバス情報

授業科目名
多変量解析
開講年次
3年
開講年度学期
2019年度後期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
E-EC-301L
担当教員名
岡本 隼輔
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
計量経済学
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
・計量経済学で学ぶことに加えて、新たに複数の要素に着目した経済的関係の分析を行う知識を身に付ける。
・実際に計算ソフト等を用いて、複数の経済的要因についての分析を行えるようになる。
【授業の概要】
小西貞則著『多変量解析 —線形から非線形へ—』等を参考書とし、多変量解析について学ぶための授業とする。具体的には、多変量を扱う回帰モデル、主成分分析、クラスター分析等について学ぶ。各テーマの前半では基本的な理論を理解することを、また後半では実際の数値例を基に計算することができるようになることを目指す(実際の計算については、コンピュータの計算ソフトを用いることも想定される)。卒業論文制作や経済事象への理解を意識し、経済学を学ぶ者として経済分析を実証的に行うことができるようになることを目的とする。
【授業計画と授業の方法】
第 1回 イントロダクション
第 2回 数学的表現の確認・基礎(1) / 線形代数の基礎について学ぶ。
第 3回 数学的表現の確認・基礎(2) / 線形代数についてPCで実際に計算する。
第 4回 線形回帰モデル(1) / 2変数間のモデルについて学ぶ。
第 5回 線形回帰モデル(2) / 多変数間のモデルについて学ぶ。
第 6回 線形回帰モデル(3) / 数値例を基に演習を行う。
第 7回 非線形回帰モデル(1) / 非線形のモデルについて学ぶ。
第 8回 非線形回帰モデル(2) / 数値例を基に演習を行う。
第 9回 主成分分析(1) / 主成分分析について学ぶ。
第10回 主成分分析(2) / 数値例を基に演習を行う。
第11回 クラスター分析(1) / クラスター分析(階層的分類法)について学ぶ。
第12回 クラスター分析(2) / クラスター分析(非階層的分類法)について学ぶ。
第13回 クラスター分析(3) / 数値例を基に演習を行う。
第14回 ネットワーク情報と多変量解析(1) / 経済的取引等のネットワークを示すデータについて学ぶ。
第15回 ネットワーク情報と多変量解析(2) / 数値例を基に演習を行う。
テキスト・参考書
小西貞則著『多変量解析入門 —線形から非線形へ—』岩波書店
授業時間外の学修
必要に応じて適宜指定します。
成績評価の方法と基準
小テスト(50%)および期末試験(50%)
備  考
複数回実施する小テストで講義内容を振り返ると理解が深まると思います。
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容