シラバス情報

授業科目名
マクロ経済学1
開講年次
2年
開講年度学期
2019年度前期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
E-EC-203L
担当教員名
井本 伸
担当形態
単独
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための選択科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(高等学校 商業)
施行規則に定める科目区分又は事項等・・・商業の関係科目
この授業の基礎となる科目
経済学入門2(マクロ)
次に履修が望まれる科目
マクロ経済学2
【授業の目的と到達目標】
 マクロ経済理論の総合的な理解を通じて、実際の経済問題を理論的に考える能力を身につけることが目標です。同時に、公務員試験レベルの問題を解けるようになることも目指します。単に、計算のテクニックを身につけるのではなく、理論の本質を理解したうえで問題を解けるようになってください。
【授業の概要】
 一年次に学んだ経済学入門を土台にして、本格的なマクロ経済理論を学びます。マクロ経済学2とあわせて、出来る限り多くのトピックスを扱いたいと考えています。
 ミクロ経済学とマクロ経済学は、これから学ぶ経済学の基礎となります。基礎がなくては応用は出来ません。また、基礎がしっかりしていないと、本質を捉えた理解は出来ません。そして、現実の経済問題にも、常に興味を持つように心がけてください。
 内容はテキストに沿って進めます。毎回、その日の講義の内容に関する練習問題を解いてもらいます。
【授業計画と授業の方法】
第 1回 1章:科学としてのマクロ経済学
第 2回 2章:マクロ経済学のデータ(1)国内総生産
第 3回 2章:マクロ経済学のデータ(2)消費者物価指数、失業率
第 4回 3章:国民所得(1)財・サービスの総生産を決めるのは何か
第 5回 3章:国民所得(2)財・サービスの需要を決めるのは何か
第 6回 3章:国民所得(3)財・サービスの需要と供給を均衡させるのは何か
第 7回 4章:貨幣システム どのようなものでどのように機能するか
第 8回 5章:インフレーション(1) 原因と影響と社会的コスト
第 9回 5章:インフレーション(2) 名目利子率と貨幣需要
第10回 6章:開放経済(1)資本と財の国際的な流れ
第11回 6章:開放経済(2)為替レート
第12回 7章:失業と労働市場
第13回 8章:景気変動のイントロダクション
第14回 9章:総需要1(1)ケインジアンの交差図
第15回 9章:総需要1(2)IS曲線とLM曲線
テキスト・参考書
N. G. マンキュー「マンキューマクロ経済学I(入門篇)」東洋経済新報社
授業時間外の学修
成績評価の方法と基準
2回のレポート(20%)、予習ミニテスト(10%)、期末テスト(70%)
備  考
講義はテキストに沿って進めますので、あらかじめ読んでおくと理解がスムーズです。各章末に練習問題がついているので、理解を深めるために自分の力で解いてみてください。
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容