シラバス情報

授業科目名
基礎演習1
開講年次
1年
開講年度学期
2019年度前期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
E-CS-101S
担当教員名
邵 忠
担当形態
ゼミ形式
【科目の位置付け】
経営の専門科目の基礎科目の位置付けとする。
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
生産システム論
品質管理論
【授業の目的と到達目標】
経営・マネジメントの基本概念と専門用語を正しく理解し、経営系の勉強のための基礎を固める。またアプリケーションソフトウエアのパワーポイントの使い方を習得し、プレゼンテーション力やディカッション能力を高める。
【授業の概要】
企業・組織・システム、工場生産・流通販売などの基本概念と経営・マネジメントの基礎知識を習得させることを目的とする。具体的には、事前に資料を集め、発表用のパワーポイント原稿を作成して発表する。そして、質問やコメントを交えて議論し、理解を深める。
【授業計画と授業の方法】
第 1回 オリエンテーション:基礎演習の勉強内容や進め方、出席および成績評価などの説明
第 2回 工場と生産、物流と販売の概念:ものづくりの現場を中心に生産と物流について
第 3回 生産システムと効率化:生産システム最適化の考え方
第 4回 トヨタ生産システム:無駄を徹底的に排除するためのジャストインタイムの発想
第 5回 モノづくりと現場改善:日本のお家芸のものづくりと現場改善
第 6回 企業、会社、法人の概念:企業組織の目的と役割
第 7回 人的資源の活用:企業組織における人の役割、グローバル経済における人的資源のあり方
第 8回 経営戦略とマーケッティング活動:企業の経営戦略とマーケッティング活動の重要性
第 9回 日本の全社的品質管理:統計的品質管理から全社的品質管理へ、さらに全社的品質経営への進化
第10回 サービスと品質:拡大するサービス品質の重要性
第11回 研究と開発:企業における研究と開発の重要性、日本企業の研究と開発の現状
第12回 特許と発明:特許と発明の意義、現状および問題点
第13回 グローバル生産と物流:グローバル時代の生産と物流、特にサプライチェーンマネジメント
第14回 生産・物流の情報化:生産と物流における情報化の進展と役割の増大
第15回 生産管理の諸課題:生産管理に関連する資源、エネルギー、環境保全、グローバル生産の全体最適化などの諸課題
テキスト・参考書
プリントを適宜に配布する。
授業時間外の学修
随時に指示する。
成績評価の方法と基準
パワーポイント作成と口頭発表の到達度(50%)質問や意見など授業参加貢献度(40%)最終総括発表(10%)で判定する。
備  考
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容
セメントや大型陶板プラントの建設、試運転に携わり、家電のプリント基板の品質検査作業を経験し、板ガラスの業界検査評価委員として活動に加わり、セメント、板ガラス、自動車、家電、縫製工場の生産ラインの調査・見学を数多く参加した。