シラバス情報

授業科目名
科学技術の進歩
開講年次
1年
開講年度学期
2019年度後期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
G-NS-131L
担当教員名
高木 卓司
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
科学や技術の歴史を概観することで、自然に対する理解を深めると共に、現代の課題であるエネルギー問題や環境問題などについて考える能力を養う。
【授業の概要】
科学技術の進展は人々に便利で豊かな生活をもたらしたが、一方で地球温暖化や原子力発電所の事故による放射能汚染などの環境問題も引き起こした。このようなプラス面やマイナス面はともに人間によるエネルギー利用に強く関わっている。この授業ではエネルギーに焦点を当てながら近代以降の科学技術の歴史をたどることによって、自然現象やエネルギーに対する理解がどのように深められてきたのかを学ぶとともに、その成果が人々にどのような影響を与えたのかを考える。
【授業計画と授業の方法】
第 1回 熱とエネルギー(熱の本性)
第 2回   〃      (エネルギー保存則)
第 3回   〃      (不可逆過程とエントロピー)
第 4回 光の本性(光の進み方)
第 5回   〃   (光と色)
第 6回   〃   (粒子説と波動説)
第 7回   〃   (光速度の測定)
第 8回 電気と磁気(電池の発明)
第 9回   〃    (電気と磁気)
第10回   〃    (電気エネルギー)
第11回   〃    (光と電磁波)
第12回 ミクロの世界(光の二重性)
第13回   〃     (原子の構造)
第14回   〃     (放射能と原子核)
第15回   〃    (核エネルギー) 
テキスト・参考書
「科学史年表」 小山慶太 著(中央公論新社)
授業時間外の学修
「人物で語る物理入門(上)、(下)」米沢 冨美子 著(岩波新書)
「エネルギーの科学史」 小山慶太 著(河出ブックス)
「シップマン自然科学入門 新物理学」 シップマン 著(学術図書出版)
成績評価の方法と基準
小テストまたはレポート(40)、試験(60)
備  考
授業中に配布するプリントや参考書等を参考にノートを整理すること。
担当教員の実務経験の有無
×
実務経験の具体的内容