教員名 : 林 幾江
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授業科目名
物質の世界
開講年次
2年
開講年度学期
2019年度後期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
G-NS-212L
担当教員名
林 幾江
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
物質の側面から見る私達の生活の現状を医療、食品、生活環境等の視点から考察し、人生を健康的に生きていく上で大切な科学的な知識・思考法を養う。
【授業の概要】
人間の体の成り立ち、働きのしくみについて学び、生命体としてのヒト(自分自身)の理解を深める。
細胞の構造と機能、代謝、遺伝、生殖など様々な視点から生物の世界をみつめ、生体を取り巻く身近な話題から物質のもつ機能性について科学的な視点で解説する。 【授業計画と授業の方法】
第 1回 講義のあらまし、基礎的事項の解説、生物の出現 細胞の構造
第 2回 生物の基本単位としての細胞 : 細胞の構成分子(糖質、脂質、タンパク質、核酸)の特質、機能 第 3回 生命の設計図 : ゲノム、遺伝子、DNA、セントラルドグマ 第 4回 個体の成り立ち : 組織の種類、ヒトの器官系(循環器系、消化器系) 第 5回 栄養素の摂取と代謝 : エネルギーをつくるしくみ、好気呼吸、嫌気呼吸、発酵 第 6回 代謝とエネルギー交換 : 骨格筋収縮のしくみ、脂肪燃焼、基礎代謝 第 7回 からだの調節の仕組み : ホメオスタシス、内分泌ホルモン、神経系 第 8回 血液の成分と働き : 血液成分と働き、止血機構、生化学検査 第 9回 生体防御と免疫 : 自然免疫と獲得免疫、予防接種、自己免疫、アレルギー 第10回 細胞の分裂と増殖 : 体細胞分裂、細胞周期、がん 第11回 生命の連続 : 減数分裂、遺伝とその法則、遺伝病 第12回 微生物 : 主な細菌、真菌、病原性ウィルスと疾患、薬剤耐性菌 第13回 クスリの知識 : 薬の種類と作用機序、薬の体内動態、薬物相互作用 第14回 食品と健康 : 食中毒、機能性食品 第15回 生命科学の将来 : テーラーメイド医療、再生医療、iPS細胞等 テキスト・参考書
指定しない。資料はプリントで配布する。
授業時間外の学修
文系のための生命科学(羊土社)、わかる生物学(化学同人)
成績評価の方法と基準
期末試験および授業への参加度等を総合的に判断
備 考
講義で使用した配付資料を活用し、講義内容の理解に努めることが望まれる。
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容
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