教員名 : 松井 富美男
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授業科目名
生命倫理
開講年次
1年
開講年度学期
2019年度後期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
G-HU-102L
担当教員名
松井 富美男
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
人生の哲学
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
生命倫理の諸問題についてさまざまな観点から検討することで、複眼的な思考力を養うようにする。
【授業の概要】
生命倫理は1970年代に米国で産声をあげた比較的新しい学問である。その問題領域は多岐にわたり、総合科学的な性格を有する。生命医療テクノロジーの急速な進歩に伴い従来の倫理では対処できない諸問題が噴出し、今日これらが伝統的な人間観、自然観、死生観を揺るがしている。講義ではこの事態をどう受け止めるべきか、さまざまな観点から検討する。
【授業計画と授業の方法】
第 1回 生命倫理とは何か
第 2回 優生学と生命倫理 第 3回 遺伝子狩りと予測医療 第 4回 「死」の定義と脳死 第 5回 臓器移植と人体の商品化 第 6回 生殖医療の現在 第 7回 アシュリー療法と自然性 第 8回 エンハンスメントとは何か 第 9回 人間の尊厳について 第10回 人格とは何か−現代パーソン論の射程 第11回 安楽死をめぐる議論 第12回 終末期医療の選択 第13回 日本人の死生観 第14回 死刑制度と生命倫理 第15回 動物倫理と環境保護 テキスト・参考書
教科書は使用しない。PPTの授業資料を配布する。
授業時間外の学修
盛永・松島編『医学生のための生命倫理』丸善出版
日本生命倫理学会編『生命倫理百科事典』丸善出版 成績評価の方法と基準
授業感想文と試験による総合評価
備 考
「人生の哲学」を受講していなくても支障なし。なお、配布資料は要点のみを示しているので、後で授業内容を振り返るには不十分。授業中に紹介する参考文献などを探し求めて勉強してほしい。
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容
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