教員名 : 餅川 正雄
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授業科目名
職業指導
開講年次
3年
開講年度学期
2019年度後期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
E-CS-303L
担当教員名
餅川 正雄
担当形態
単独
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための必修科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(高等学校 商業) 施行規則に定める科目区分又は事項等・・・商業の関係科目 この授業の基礎となる科目
教職に関する科目
次に履修が望まれる科目
特になし
【授業の目的と到達目標】
1 主要なキャリア理論から、現代の高校生を指導する際に活用できる内容を抽出できる。
2 進路指導における自分探し・夢探しの指導について、自分の意見を述べることができる。 3 人は何故働くのか、何のために働くのかという哲学的な問いに、簡潔に答えることができる。 4 高等学校での生徒の進路相談を想定して、実際の場面での留意事項を列挙できる。 【授業の概要】
1 アメリカの職業指導・進路指導・キャリア教育の歴史的発展過程と主要なキャリア理論を学ぶ。
2 わが国の職業教育・進路指導・キャリア教育の歴史的発展過程を学ぶ。 3 進路指導・キャリア教育の諸活動と教師の役割について考察する。 4 高等学校段階における進路指導計画とその実践上の留意事項について考察する。 【授業計画と授業の方法】
第 1回 アメリカの職業指導(Vocational Guidance)の歴史的発展
第 2回 わが国の職業指導の歴史的発展(昭和2年の文部省訓令以降) 第 3回 スーパー(Super.D.E.)理論、シャイン(E.H.Schein)理論などの主要なキャリア理論 第 4回 キャリア教育(Career Education)の概念と定義 第 5回 キャリア教育(Career Education)で育成を目指す能力とキャリア理論(金井理論) 第 6回 キャリア教育の活動とキャリア理論(クランボルツ理論) 第 7回 生徒の自己理解のための学習指導案の作成 第 8回 教師による進路情報の収集・保管と活用方法 第 9回 高校生のインターンシップの実施とキャリア理論(ホランド理論) 第10回 キャリア・カウンセリングの実際と実施上の留意事項 第11回 ホームルーム担任の進路相談の実際と配慮事項 第12回 ホワイト企業とブラック企業の見分け方 第13回 フリーター問題やニート問題を考えさせる学習指導案の作成 第14回 高等学校3年間を見通した進路指導の年間指導計画の作成 第15回 若者の雇用環境と早期離退職に関する諸問題 テキスト・参考書
毎回の授業で資料を配布する。
授業時間外の学修
國分康孝(2011) 『カウンセリングの技法』 誠信書房
成績評価の方法と基準
課題レポートによって、総合的に評価する。
備 考
新聞・雑誌などから、最近の雇用情勢に関する最新情報を収集すること。
担当教員の実務経験の有無
〇
実務経験の具体的内容
教員免許を持つ教員による授業
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