シラバス情報

授業科目名
監査論
開講年次
3年
開講年度学期
2019年度前期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
E-MN-308L
担当教員名
井上 善弘
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
簿記入門、工業簿記、商業簿記、会計学
次に履修が望まれる科目
管理会計論、原価計算論
【授業の目的と到達目標】
 財務諸表監査がいかなる基本的概念の下で、どのような方法論を用いて実施されているかを理解する。併せて、財務諸表監査が現代の経済社会で果たしている役割について理解する。
【授業の概要】
監査論の主要な研究領域である財務諸表監査について、その基本的概念及び方法論について理解する。財務諸表監査は、企業が公表する財務諸表の信頼性を独立した第三者の立場から保証することをその任務とするものであり、現代の経済社会における重要なインフラストラクチャーのひとつと考えられている。
【授業計画と授業の方法】
第 1回 監査とは
第 2回 財務諸表監査の意義
第 3回 財務諸表監査の必要性
第 4回 監査人(監査主体)
第 5回 監査プロセスの全体像(1)〜適正性命題とアサーション〜
第 6回 監査プロセスの全体像(2)〜監査要点の意義〜
第 7回 監査証拠(1)〜監査証拠の意義〜
第 8回 監査証拠(2)〜監査証拠の分類方法〜
第 9回 監査手続(1)〜リスク評価手続〜
第10回 監査手続(2)〜リスク対応手続〜
第11回 内部統制
第12回 試査とその理論的根拠
第13回 監査報告書(1)〜標準監査報告書の記載事項〜
第14回 監査報告書(2)〜監査意見の移行形態〜
第15回 講義全体の総括と整理
テキスト・参考書
デヴィッド・フリント著,井上善弘訳『監査の原理と原則』創成社,2018年,2592円。
必ず事前に購入しておいてください。
授業時間外の学修
長吉・伊藤・北山・井上・岸・異島著『監査論入門(第3版)』中央経済社,2018年,3024円。
成績評価の方法と基準
小テスト(15点×3回=45点)、レポート(55点)
備  考
小テストに向けて復習を怠らないようにしてください。
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容