シラバス情報

授業科目名
生物科学入門
開講年次
2年
開講年度学期
2019年度前期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
G-NS-211L
担当教員名
谷口 幸三
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
ヒトを含めて動物の生命活動がどのようなしくみで行われているのかを理解すると共に、私たちが日常、食べている卵や牛乳などがどのように生産されているかを知ることを通して、賢い消費者として現代の農業・食生活の問題点などに関心を持ち、自分の考えを提示することが出来る。
【授業の概要】
前半は基礎的な「生物のしくみ」について、細胞レベルから個体レベルまでの生命を維持するための機能を中心に、動物の成長や繁殖も含めて学ぶ。後半では、ヒトによる「生物の利用」としての食料生産の歴史と現状、畜産物が作られる動物体内でのしくみ、ヒトの健康と食品の関係などを学びながら、食料生産が環境に与える影響についても考える。
【授業計画と授業の方法】
第 1回 生命の単位としての細胞
第 2回 生物とヒトの進化
第 3回 生命を維持するための物質
第 4回 栄養摂取のための消化
第 5回 物質とエネルギーの代謝
第 6回 個体の恒常性維持: 体液と循環
第 7回 個体の恒常性維持: 神経とホルモン調節
第 8回 自己防御のための免疫機能
第 9回 遺伝と繁殖・成長
第10回 動物の利用の歴史
第11回 卵を産みミルクを作るしくみ
第12回 食品の機能と安全性
第13回 日本と世界の食料
第14回 生物と環境
第15回 まとめ
テキスト・参考書
適宜、プリント配布 
授業時間外の学修
授業で紹介
成績評価の方法と基準
レポート(50%)、定期試験成績(35%)、授業への参加度(15%)で評価する。
レポートは下記のテーマとする。
「1種類の食品を選び、その食品がどのように生産・製造されているのか、食べると体内でどのような栄養や生理機能を果たすのかを述べよ。」
A4サイズ用紙で、1500字~2000字にまとめ、7月12日授業時に提出する。 
備  考
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容