シラバス情報

授業科目名
政治学入門
開講年次
1年
開講年度学期
2019年度前期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
G-SS-121L
担当教員名
二宮 元
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
・・政治学の基礎的な概念やキーワードについて正確に理解し、説明できるようになること
・今日の社会が直面しているさまざまな問題がどのような歴史的背景から生じているのかを理解し、それらの問題にたいして自分なりの意見や判断がもてるようになること
【授業の概要】
この講義では、政治学と政治史の基礎的な知識を学習し、現代政治が直面するさまざまな問題について自分なりに理解し判断する力を身につけてもらう。講義全体は三部構成になっている。まず第一部(1〜4回)では、近代以降の国家の発展史について説明し、第二部(5〜11回)では、日本の戦後政治の特徴と構造について概説する。そのうえで、第三部(12〜15回)では現代政治が抱える具体的なトピックについて考えてみたい。特に第三部では、政治と社会の関わりについて考えることを重視し、社会に出てからの働き方や家族形成などについてもとりあげる。
【授業計画と授業の方法】
第 1回 イントロダクションー「政治」をどのような視点から学ぶか?
第 2回 近代市民革命と近代国家の成立
第 3回 近代国家から現代国家へ
第 4回 現代国家の構造と特徴
第 5回 日本政治の独自性
第 6回 戦後民主主義の形成
第 7回 企業社会と政治
第 8回 自民党利益政治の構造
第 9回 新自由主義とは何か?
第10回 現代国家の新自由主義的再編
第11回 現代日本政治の変容
第12回 格差社会と政治の役割(1)—格差はどこまで許されるか
第13回 格差社会と政治の役割(2)—公共性とは何か
第14回 ジェンダーと政治
第15回 日本社会のなかの家族
テキスト・参考書
なし
授業時間外の学修
中西新太郎・蓑輪明子編『キーワードで読む現代日本社会』旬報社
成績評価の方法と基準
授業内で実施する小テストおよび小レポートを合算して評価する(20〜30点×4回) 
備  考
ニュースや新聞をとおして日々起きている出来事に注意しておくこと
担当教員の実務経験の有無
×
実務経験の具体的内容