教員名 : 信木 伸一
|
授業科目名
教育の方法と技術
開講年次
1年
開講年度学期
2019年度後期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
C-TL-104L
担当教員名
信木 伸一
担当形態
単独
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための必修科目
科目区分…道徳、総合的な学習の時間等の指導法及び生徒指導、教育相談等に関する科目 施行規則に定める科目区分又は事項等…教育の方法及び技術(情報機器及び教材の活用を含む。) 【授業の到達目標及びテーマ】
1【これからの社会の構成員に必要となる資質・能力を育成するための教育方法を理解する。】
(1)主要な教育方法の基礎的理論とその実践について、要点を説明できる。 (2)これからの社会で必要となる資質・能力を踏まえ、主体的・対話的・創造的学びを実現する教育方法を説明できる。 (3)学級・生徒・教員・教室・教材等、授業を構成する基礎的な要件とその関係について説明できる。 (4)学習評価の目的と方法を説明できる。 2【基礎的な指導技術及び学習指導を構想する技能を身に付ける。】 (1)話法・板書などの基礎的な授業技術を問題なく実施できる。 (2)基礎的な学習指導理論を踏まえて、目標・内容、教材・教具、授業・学習形態、評価規準等が不足なく記述された学習指導案を作成することができる。 3【効果的に学習させるための情報機器及び教材の活用方法や情報活用能力を育成する指導法を身に付ける】 (1)情報機器を活用して効果的な学習活動を工夫し実施することができる。 (2)学習者の情報活用能力(情報モラルを含む)を育成するための指導内容と指導方法を説明できる。 【授業の概要】
これからの社会の構成員として求められる資質・能力を育成するために必要な教育方法を理解し、基礎的な指導技術や情報機器及び教材教具の活用に関する基礎的な知識・技能を身に付ける。講義の他、課題に対する解決案を提出する活動を取り入れる。ICTを活用した指導の演習では、自分の教科における活用法を工夫し実演するグループ演習を行う。学習指導案を作成する課題(レポート)を課す。
【授業計画】 講 義 内 容
第1回:授業の方法と技術 教員の働きかけと生徒の学習活動
第2回:授業の方法と技術 教室の関係論 学びの場の成立、学習集団づくり 第3回:授業の方法と技術 「わかる授業・おもしろい授業・考えさせる授業」の構造 第4回:授業の方法と技術 授業者の基礎的な指導技術 第5回:教育方法論 マスタリーラーニング、プログラム学習 第6回:教育方法論 問題解決型学習 第7回:教育方法論 学び方学習、発見学習 第8回:目標と評価 これからの社会を担う生徒に身につけさせたい資質・能力と「指導目標」/「学習目標」 第9回:目標と評価 「評価」の考え方と方法 第10回:教育方法の現在 アクティブ・ラーニングの考え方と方法 第11回:教育方法の現在 パフォーマンス評価の考え方と方法 第12回:教育方法の現在 メディアリテラシーと情報モラルの育成 第13回:教育技術の現在 ICTを活用した指導の演習(1)IT機器の特性と使用方法 第14回:教育技術の現在 ICTを活用した指導の演習(2)学習活動活性化のための活用法 第15回:単元と授業のデザイン:学習指導案の作り方 テキスト
柴田義松・斉藤利彦『教育の方法と技術』(学文社)、文部科学省『中学校学習指導要領(平成29年3月公示)解説 総則編』、文部科学省『高等学校学習指導要領(平成30年3月公示)解説 総則編』
参考書・参考資料等
文部科学省『中学校学習指導要領(平成29年3月公示)本体』、文部科学省『高等学校学習指導要領(平成30年3月公示)本体』
その他、授業で紹介する。 学生に対する評価
小テスト(40%)、学習指導案作成課題(30%)ICTを活用した指導の演習でのポフォーマンス評価及び授業中に行う課題解決的な活動における意見発表(30%)
備 考
テキストは、授業後に関連した部分を読むようにすると、理解が深まり定着する。
|