シラバス情報

授業科目名
経営シミュレーション
開講年次
2年
開講年度学期
2019年度前期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
E-IN-206L
担当教員名
川勝 英史
担当形態
単独
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための選択科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(高等学校 情報)
施行規則に定める科目区分又は事項等・・・マルチメディア表現及び実習(実習を含む)
この授業の基礎となる科目
情報とコンピュータ
次に履修が望まれる科目
経営情報論
【授業の目的と到達目標】
シミュレーション実験により得られた結果をまとめ、この結果に対して考察する力を身につける。
【授業の概要】
シミュレーションは日本語で模擬実験という。これは、実際に実験をすると莫大な費用がかかる、人命に関わるなどの理由で、モデルを作成し、そのモデルを用いて実験することを意味する。ここでは、このようなシミュレーションの概要を説明した後、コンピュータを用いたビジネス系のシミュレーションをいくつか紹介するとともに、Excel等を用いた、在庫管理、待ち行列等に係るシミュレーションについて学習する。
【授業計画と授業の方法】
第 1回 物理モデルと数学モデル
第 2回 表計算ソフト(Excel)の復習1(基本的な関数、グラフ)
第 3回 表計算ソフト(Excel)の復習2(IF関数、ソート)
第 4回 販売価格決定(需要関数が線形の場合)
第 5回 販売価格決定(需要関数が非線形の場合)
第 6回 乱数生成と乱数列の検定
第 7回 在庫管理の基礎
第 8回 在庫管理1(定期発注法)
第 9回 在庫管理2(定量発注法)
第10回 待ち行列(単一窓口)
第11回 待ち行列(複数窓口)
第12回 マルチエージェントシステム(入門)
第13回 マルチエージェントシステム(人口社会の構築)
第14回 マルチエージェントシステム(経営分野への応用)
第15回 総合演習

テキスト・参考書
プリントを毎回配布する。
授業時間外の学修
「シミュレーション」関根智明・高橋磐郎・若山邦紘著 日科技連
「オペレーションズ・リサーチ」中川覃夫・三道弘明著 日刊工業新聞社
成績評価の方法と基準
授業への参加度(30%)、メール提出課題(35%)、宿題(35%)
備  考
・初回の授業から(毎回)ノートPCを持参すること。
・予め資料を配布するので読んでおくこと(欠席した場合には、その回の資料を入手し、課題と宿題を提出すること)。
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容