教員名 : 金田 陸幸
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授業科目名
財政学2
開講年次
2年
開講年度学期
2019年度後期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
E-EC-206L
担当教員名
金田 陸幸
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
公共経済学、地方財政論
【授業の目的と到達目標】
現行の制度を学ぶだけでなく、論理的な思考能力を養うことによって、望ましい財政のあり方について議論できるようになる。また、公務員を志望する学生は、本講義を通じて、公務員試験に必要な財政学の知識を身につける。
【授業の概要】
財政が果たす役割は大きく、租税の徴収および公債の発行による財源調達、ならびに公共財の供給を通じて、我々の生活に密接に関係している。経済学の分野において、財政学の役割は、政府の経済活動が広く社会に及ぼす影響を明らかにし、より望ましい財政の姿を経済学のアプローチを用いて考察することである。本講義では、主に日本の財政の歳出面に焦点を当て、公共財や社会保障制度の役割について解説を行う。
【授業計画と授業の方法】
第 1回 イントロダクション+日本財政の現状
第 2回 公共財1:公共財の分類と性質 第 3回 公共財2:公共財の最適な供給量 第 4回 外部性1:外部性とは 第 5回 外部性2:外部性解消の政策 第 6回 自然独占1:費用逓減産業と自然独占 第 7回 自然独占2:自然独占への政策 第 8回 社会保障制度とは何か 第 9回 公的年金制度1:日本の公的年金制度のしくみと問題点 第10回 公的年金制度2:賦課方式と積立方式 第11回 医療保険制度 第12回 介護保険制度 第13回 子育て支援制度 第14回 雇用保険と生活保護 第15回 まとめ テキスト・参考書
授業時間外の学修
上村敏之『公共経済学入門』、新世社、2011年
釣雅雄・宮崎智視『グラフィック財政学』、新世社、2009年 駒村康平・丸山桂・齋藤香里・永井政治『社会保障の基本と仕組みがよ〜く分かる本(第2版)』、秀和システム、2012年 小塩隆士『社会保障の経済学(第4版)』、日本評論社、2013年 成績評価の方法と基準
期末試験の結果によって評価する。
備 考
本講義では、基本的なミクロ経済学の知識を必要とするため、1年次で学んだ入門レベルのミクロ経済学を復習していたほうが良いです。また、授業の復習をしっかりとすること。
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容
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